うどんとそばの原産地から

一昨日何気なく日めくりカレンダーをみていました。7月2日はうどんの日だったようです。丸亀うどんでは毎月1日は安くうどんが食べられる(今でもやってるのかな?)ので、うちの家族でたびたび行ってました。

うどんといつも対(?)に挙げられるのがそばですね。実はうちの母はうどんは食べられてもそばが苦手なのです。温かいものなら何とかいけるようですが、冷たいそばはどうもダメなようです。なのでそばだけの店には行けません。

一方父はそば派で私が生まれたころからつい最近までうどんがダメでした。うどんが苦手になったのは喉の手術が原因でダメになったといってました。しかし最近はちょいちょい食べてます。

うちの母は胃腸が弱くて消化に悪いものをあまり食べません。それ以外にもそばを食べない理由はありますが、お腹を下しやすいものは基本出先ではあまり食べません。

家族の話はさておき、昨日の日めくりカレンダーをみながら私が以前に書いた血液型の記事を思い出しました。

ABO式血液型と勢力

そのなかで引用先として以下のRAPTさんの一般記事を示しました。

人間の血液型を無理やり四種類に分けたのは、我々人類を「大和族」と「出雲族」と「月派」に分類するためでした。

そこの記事を抜粋して載せます。

ということで、ひとまず以下の記事をご覧下さい。

----------------(以下、こちらから転載)

日本には大別して2つの流れが存在します。

出雲族天孫族です。他に熊野族や三輪族など、数多く現存していますが、ここでは触れません。

古代、スサノオのミコトを始祖とする出雲王朝が、大和朝廷に国を譲ったという国譲り神話が有名です。

しかし、私は違う。と確信しています。そこには壮絶な戦いが繰り広げられ、敗れた出雲族は日本全国、主に東方へ逃げたと考えています。

最後に行き着いた場所が平泉であり、中尊寺に代表される平泉文化です。(註:平泉は「岩手県」にあります。)

難しい古文書の文献を披露するつもりはありません。

簡単な事は、そば文化とずーずー弁です。

島根県出雲は出雲そばで知られていますが、うどん文化の中で唯一そば文化が残っている所です。この現象は、関東、東北に逃げた出雲族が出雲からそばを持って行ったと考えられます。ずーずー弁もしかり、関西弁が主流のかの地で島根県だけがずーずー弁です。

これも、出雲族が使用していた言葉であり、その地に居ついた彼らが広めたと思われます。両方とも出雲が発祥地です。

出雲王朝がすんなり国を譲っているなら、こんな現象は起きません。

スサノオとアマテラスは兄弟で、もう1人月読命(ツキヨミノミコト)がいます。

3人兄弟の中で、アマテラスとスサノオ姉弟喧嘩が今でも続いていると思って頂ければ分かりやすいでしょう。

アマテラスは大和朝廷誕生の企画者であり、現天皇家を中心とする天孫族の始祖です。ここで、出雲族天孫族という構図が見えます。

----------------(転載ここまで)

このように、「大和族」に追われた「出雲族」が平泉など、東北地方に逃げていったというのはかなり有名な話です。

さらにこの記事では「大和族」は「うどん文化」であり、「出雲族」は「そば文化」とも言っています。これまた面白い話ですね。

ということは、「うどん県」で有名になった香川県はやはり「大和族」が沢山住んでいるということなのでしょうか。

実際、この香川県は「大和族」とおぼしき「A型」が最も多いです。

一方、「出雲族」が逃げ込んだとされる東北地方には「B型」が多いですね。で、岩手というと「わんこそば」が有名です。

(転載終了)

香川県はうどん県として知名度が高いです。埼玉県もうどん生産量が高く、現に血液型分布ではA型が関東のなかで最も多い県です。それに埼玉県の行田市には教科書に出てくるワカタケル大王のさきたま古墳があります。

そのほか山梨県もうどん文化ですね。2年前に富士吉田でうどんを食べてきました。血液型分布をみると埼玉県よりわずかにA型が多くなっています。東日本内ではかなり高い比率になっています。

ここで原料の話に移ります。うどんは小麦が原料で、そばはソバの実からつくられます。

うどんの元となる小麦の原産地はコーカサス地方からイラクにかけてと言われます。ウィキペディアにも以下のように書かれています。

こちらから転載)


中央アジアコーカサス地方からイラクにかけてが原産地と考えられている。1粒系コムギの栽培は1万5千年前頃に始まった。その後1粒系コムギはクサビコムギAegilops speltoidesと交雑し2粒コムギになり、さらに紀元前5500年頃に2粒系コムギは野生種のタルホコムギAe. squarrosaと交雑し、普通コムギT. aestivumが生まれたといわれる。


(転載終了)

 

ソバの実の原産地はウィキペディアでは以下のように書かれています。

こちらから転載)


1980年代から2000年代に植物学者の大西近江らがインド、チベット四川省西部など各地に自生するソバを採集し集団遺伝学的研究を行い[5][6][7]、中国南部に野生祖先種 F. esculentum ssp. ancestraleが生育している事を見出したことから、中国南部説が有力となっている。大西の研究以前は、ド・カンドルが中国北部からバイカル湖付近という説を提出し、これが信じられてきた。


(転載終了)

 

これを見た時に以下の記事の図を思い出しました。

RAPT×読者対談〈第105弾〉関ヶ原の戦いより千年前に起きた天下分け目の戦いの真相。またはカタカムナと安倍晋三の深いつながり。

http://rapt-neo.com/wp-content/uploads/2016/08/E58C97E696B9E383A21.jpg

ソバの実も現在では中国南部説が有力ですが、それ以前はバイカル湖説が有力であったとウィキペディアにはあります。バイカル湖というと上の地図にもあるようにテュルク系民族の原郷地です。

またアーリア祖族の地域をみると小麦の原産地と重なっています。

それでアーリア系民族の多いところはA型が多く、テュルク語系の多いところはB型が多く分布しています。

これをみて日本のうどんとそばの関係や血液型と重なるように見えるのは私だけでしょうか。